さらに外国人騎手

さらに外国人騎手Xが来日したのでサウジについて聞いてみた。
直前まで、香港、サウジ、フランスと騎乗に忙しかったそうだ。
忙しさぶりを、こんなコメントで表現していた。
「またサウジの王様から突然騎乗依頼がきたんだょ。でもその期
間は香港で騎乗が入っていたから仕方なく断わったんだ。そうし
たら『じゃあ1日だけでもいいから乗ってくれ』っていわれて、
チャーターしたジエット機が香港まで迎えにきたんだ。おかげで、香港とサウジの往復を日帰りでやったよ・・・…」
Xはいまでは王様にたいそう気に入られているらしい。

彼は、さらに今回もサウジで「びっくりしたこと」を土産話として持ってき
てくれた。今回は「見たこともないデカい扇風機」の話であった。

前代未聞の巨大扇風機。それは競馬場にあった。
サウジアラビアは中東の国。周りは砂漠だらけである。そのために頻繁に砂
嵐が襲ってくる。こればっかりはお金持ちでも防げない。砂は競馬場にもおか
まいなしに吹き込んでくるそうだ。競走が行なわれているのはダートコース。
だが、コースの砂と周りから吹き込んでくる砂の種類は同じではない。砂漠の
砂は競馬情報にとって邪魔なのだ。ある程度固められた状態にあるダートコー
スの砂の上に、吹き込んできたサラサラの砂が溜まってしまうと危険でもある。
特に困るのが「砂の吹き溜まり」だ。これは風の加減によるが、砂がコーナー
などにたっぷりと溜まってしまうと砂のバンクができてしまう。さらに勝手に
坂ができたりもする。そのために、砂を吹き飛ばす『巨大扇風機』が必要になっている。
「とにかくデ力いんだよ」
騎手Xは大きく手を広げて話してくれた。
「あれはジェット機のエンジンのようなものだね」
飛行機についているエンジン。2個猶あればジェットー機が飛んでしまうほどのパワーをもつものが一二羽風機だったら、とんででもないことが起こりそうだ。
しかもサウジアラビアの競馬場には、そんなジェット蝉癖エンジン一雨
風耀蕊か6?7機篭フル驚倒しているそうなのだ。「おかげで競馬場
はいつもクリーンだよ」とXは笑っていたが、そんな出力を持っ
た扇風機だと競馬場の砂が全部飛んでしまうのではないだろうか?
すると騎手Xは笑って答える。
「こ憩いだはポニー流箪潅舞った」
ポ、ポニーが空を舞った?
巨大扇風機の出力はかなりすごくて、大型台風クラスの風速別メートルは平気ででるそうだ。しかも「馬も飛ばそうと思えば飛ぶと、現地の
人間はいっていた」ともいった。
後日…… 。
競馬予想でUFO映像の特集をしている番組をやっていた。
そのなかのひとつに、イタリアでビデオ撮影された映像として「空飛ぶ馬」
というのが紹介されていた。馬の形をした何かがフワフワと空に浮かんでいる驚きの映像である。
だが私は驚かなかった。
おそらくその馬はサウジアラビアから飛んできた馬だと思えたからである。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL: